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法律の勉強をあきらめないで

私は司法試験を受けるために法律の勉強をしました。私が司法試験を受けるころにはすでに50代に突入していたので、記憶力がかなり低下していたと言っても過言ではありません。しかしながら、私が勉強をしていて実感したのは、司法試験を受けるのに記憶力はそれほど関係ないのではないかということです。もちろん記憶力は良いほうが、勉強をするのに都合が良いように思えることでしょう。一度覚えたら忘れないような勉強法を実践できるのであれば、それが一番良いと思うのではないでしょうか。そうは言っても、本当に大切なことは記憶力よりも理解力及び判断力だと感じました。理解力や判断力は記憶力とは違って、年齢が上がるたびに高まるものなのではないかと思います。私は現在60歳に近い年齢ですが、若い頃の自分よりも理解力や判断力が上がっていると思うのです。よって、そこそこの年齢になったからと言って法律の勉強をあきらめずに、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

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